Update 2017/08/31
最近のトレンド(所有者不明土地)
各種団体が開催する相談会に,相談員として参加させていただく機会が多いのですが,
最近のトレンドというか,相談者の方から相談いただく内容として最近多いのは,「相続」,「遺言」,「成年後見」の分野な気がします。
相続の関係で良くあるご相談としては,家(不動産)の名義人である方が亡くなった後の手続きがあります。
いわゆる相続登記というものです。
名義人が亡くなった時点でその不動産は相続人の方に引き継がれるますので,ある意味,家の名義人と所有者が一致しない所有者不明土地になります。
ニュースで報道されていましたが,相続登記がなされておらず,所有者が判明しない所有者不明土地問題に法務省が予算要求し対策をしていくとのことでした。
相談会などでは,家の名義人であるお父様が亡くなったので,その名義変更を,,,というご相談が多いのですが,おじい様名義のままであったり,ひいおじい様名義のものであったりすることもあります。
相続登記を放置すると,相続人がネズミ算的に増えていき,お互い顔もわからないこともありますし,また,相続人の中で認知症の方がおり,成年後見の申立をしないとならない場合もあります。
放置していると手続きが複雑化する恐れもありますので,お早目の手続きをお勧めいたします(^^)/